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SAW(洋画)レビュー

トリックの明示はしてませんが、
ヒントが増えるとたちまち推理できちゃう、
なんかLっぽ い人は鑑賞前に見ることは避けてください…

対角線上に繋がれた二人 なぜ?

おすぎです!はい。アオリにつられました。
内容はジャケ写真の状況で6時間以内に相手を殺すか、でなければ二人とも死ぬか。
場所固定の脱出モノ…に見えますが、錯綜した様々なシーンが挿入され、飽きさせません。
というより、グッタリします。

「それが狙いさ。」

そういうつもりで制作されているそうです。つまり仕様。

「沸騰する圧力鍋で邪悪なる行為が煮え滾っているような作品にしたかった。」

濃縮映画。完成度高いです。余計なシーンは無いですが、過剰なシーンはてんこもり。そういうわけで、 ショッキングな映像に耐性があれば観ておいて損はないです。
指とかにトゲが刺さったときに強くなれると思いま す
ただ、鑑賞は体力に余裕のあるときをおすすめします。ゲッソリしますって。

あいつはずっと「最前列」にいる。

このデスゲームの犯人である通称”ジグソウ”は、命を粗末にしている人間に命の大切さを教えるという大義を掲げて殺人を行っています。
モノローグが(いっぱい)入るデスノートと違い、映画では内面は演技でしか描かれないので、状況からの解釈ですが、”ジグソウ”の直接の動機は月と同じく 「退屈」であるように思えます。
考案した邪悪なシステムが上手く働くか試してみているだけの低劣な殺人鬼にすぎ ない存在に成り下がってますが。
警官 どころか、断罪されるべき理由のあるはずのない子供まで犯行の手口に巻き込む度し難い論理と、 その邪悪なギミック(いちいちグロい)では正当性は主張できないはずです。

心臓麻痺のがよっぽどマシに思えてきます。まったくデスノートは良く出来ている…。

公式アオリは「cube」meets 「セ ブン」で、他に引き合いに出されていたのは「メ メン ト」。
メ メン ト」の時間軸のずれたパズラー要素、「cube」 の犯人の顔が見えない邪悪な脱出ゲーム、「セ ブン」 の異常殺人 と後味の悪さをあわせもっています。

ゲームに置き換えると「クリムゾンルーム」meets「ク ロッ クタワー」な感じです。
神経に障る 緊迫感の中で頭使って脱出しようとしている人を見ているじれったさが、ハサミ男迫 るジェニファーinクリムゾンルームのような。

もったいない点。完成度がすごく高いのに、終わり方は最悪から3番目くらいの後味の悪さだわ、疲れ果てる仕様だわで「よしもう一回!」 という元気は出ませんでした。
リピーター続出だった「メ メント」と違い、その点興行的にはしくじっている…。

「この映画の不快な感じはある種の人々を寄せつけないものだということはわかっているけどさ。」

ラスト、ありえないものが画面に!感が絶妙で、和製ホラーを彷彿とさせるイヤーな感じに撮れています。

「もしあなたが彼らだったら?生き残ることを想像できるかい?」

ソウ-SAW
(結 構オススメ)ノベライズ。

理由はきつい映像疲れがないこと。
そして映画とはすこしだけ展開を違えて書かれてるのでちょっとバランスが良くなってます。

  1. 散りぎわがわりとあっけなかった脇役の寿命が少し延びて活躍の場が与えられ、
  2. モノローグが入るので、映像だと解釈に迷う描写のブレが無くなっています。

(とくに結末…深読みが出来なくなりますが、意図ははっきりします。)

… でもラストの瞬間は捨てがたいのであと一回は観ます。
SAW ソウ DTSエディション

「僕にとって、一番大切なことは”物語そのもの”に情熱を抱くということだ。」

鑑賞後、監督脚本と関係者の話を公式サイトで聞くとあまりのさ わやかさにビックリです。

映画はあんなに底意地が悪そうなのに…
オー ルアバウトの人もホッとしてる様子。


完全にネタバレツッコミ…

  1. そんな都合のいい毒物が
  2. 腓骨より中足骨の方が楽じゃないのか先生
  3. 腹、冷えない?
「メメント」の 21日よりさらにタイトな18日という 短い撮影期間。
エンディングは選択式でなくひとつだけを撮った。というか「エンディングはコレしか考えられない」とのこと。
オーストラリアの監督ジェームズ・ワ ンと脚本リー・ワネルのコンビ。 リー・ワネルは主役の一人であるアダム(ジャケ写真奥)も演じています。
若い!次回作「Shhh」は「腹話術師の幽霊」について。古典的な幽霊譚から根源 的な恐怖を描きたいとのこと。期待できそうです。

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